最近思い立ち、
練習前の基礎練習セットを
作ることにしました。
体が動きやすい状態になって
曲が弾きやすくなります。
なんのウオーミングアップもなしに
頭も体も固いまま
曲の練習をしても、
逆に余計な時間と労力が
かかってしまうものです。
スポーツと同じく、
ウオーミングアップが必要です。
大きく分けて、
①準備体操編
②左手のウオーミングアップ
③右手のウオーミングアップ
の3つを作っています。
①の準備体操とは、
弾く前に体をほぐし、
動きやすくする運動です。
大人の方は特に、
首から背中が
コチコチの場合が多く、
腕が上がりにくい、
しなやかに動かない、
指が固くて開かない、
など
普段から体の問題を
抱えている方がほとんどです。
バイオリンを弾くのに
必要な運動や柔軟性を
養うための
運動を10種類くらい載せました。
今日は動画も撮って
編集。
無音だとなんだか
殺風景な雰囲気なので、
BGMも追加。
特に初心者の方には
あったほうが絶対によい
内容になっています。
これでも足りない部分は
他の教材ややり方を
レッスンでお伝えしていきます。
②の左手のウオーミングアップは、
左手は
指の伸縮運動から
タッチの練習、
ビブラート、
ポジション移動の練習までを
コンパクトにまとめたもの。
③の右手のウオーミングアップは、
指の伸縮運動から、
様々な音を出す練習、
右手の様々な技術を
ざっと忘れないように
弾けるようにまとめたもの。
一曲に使う技術は
偏っているものが多いので
やらないとゼロにはならないですが、
忘れます。
私が普段やっているものを
初級者でもできるように
アレンジしながら
載せています。
こちらはまだ
動画が撮れていませんが、
これらをざっと
普段からやりつづければ、
内容のわりには
短時間で色々な基礎練習を
できて
頭と体に定着していけると
思います。
音を出さなくても
できるトレーニングも
いくつもあるので、
生徒さん自身が
15分でもいいから
日々時間をとって
やるかやらないかで、
半年後、
1年後の自分が
大きく変わると思います。
面倒くさがらずに
コツコツと続けることで、
日々のちょっとした練習が
未来の自分を形創っていきます。
本番がある時だけ
張り切るのではなく、
普段からやれることをやって
長期記憶にしていかないと、
いい演奏が難しい。
学校のテストと同じ(^_^;)
本番では
どこまで丁寧な積み重ねを
してきたか、
がわかるものです。
そして、
積み重ねた人には
それだけやってきたという
自信がつきます。
これが、
楽器を通して得られる
充実感や達成感。
他のことにも
通じていく力ですね。
大事(^.^)