友人の久しぶりのコンサート




今日は

学生の頃からの友人の

ピアノのコンサートがあり、


近くのホールまで

行ってきました。


20代から30代前半、

よく二人で演奏した

思い出がたくさんある

友人です。


クラシックはもちろんですが、

お互い作曲した曲も含めて


大きなコンサートから

小さなコンサートまで、


パワフルに演奏活動を

していました。


体力と精神力ですね。


仕事しながらなので、

限られた時間で

どれだけやれるかが

本当に勝負でしたが、


やりたいと思ったことを

実現してこられた

いい思い出となっています。


二人の曲のアルバムも

作り、


絵本の語りの音楽を

奏でたりもして、


まあよく

あれこれやっていたなーと

懐かしいです。


結婚して家族ができて、

自分のこと以外にも

やることが増え、


20年ぶりの

復帰コンサートというのは


とても勇気がいること

だったと思います。


でも、

楽しそうに演奏していて、

(内心はどうだったか??ですが)


また音楽に打ち込める

時間ができ、


これからあと

どのくらい、


思い切り音楽を

やれるのか分かりませんが、

(人生いつ終わるかわかりません!)


今までやってきた

積み重ねや、


歳月経っても通用する

技術があるので、


もっともっと

進化してゆけるのだろうなと

思いました。


自分が蓄えてきたものは、

一生の宝。


スタートは

人によって違いますが、


自分の中にある

様々な感覚、


経験や記憶、

知識は、


何一つ役に立たないことは

ないと思っています。


演奏という

技術だけでは

どうにもならない


その人ならではの

表現は、


そういうものの

複合的な合奏のようなもので、


本人も知らないうちに

表に出てくるものだと

感じます。



レイトスターターだとしても、

技術がつたないとしても、


やっぱりその人の

生きてきたなかで

培ってきたものは、


大事な表現力となって

演奏に表れます。



丁寧に

生きていきたいものです。