体を整える、つかえる体にする

 

 

たとえば

「いい音程がとれない」

という悩みがあったとします。

 

 

この原因には

大きくわけると2つの理由が

あるようです。

 

 

一つ目には、

「指がうまくのびたりちぢんだり

伸縮自在な状態になっていない」

ことです。

 

 

指だけでなく、

胴体から腕もかかわってくることが

多いです。

 

 

これは物理的な問題になるので、

指のストレッチ体操をいくつかやって、

 

 

スムーズにのばしたり

曲げたりできるようにしていきます。

 

 

体がかたい人なら

覚えがあると思いますが、

 

 

じん帯や筋肉、腱の可動範囲が

ひろがってくれるまで、

それなりの時間を要します。

 

 

1日2日でよくなるものでは

ないのですね。

 

 

しかも、

いきなり無理な体操をさせると

痛めるので、

 

 

少しずつを何回もやってあげて、

「こうなってほしい」ということを

頭にも体にも教えていきます。

 

 

20代の生徒さんが

しばらく左手の新しい形と

可動範囲を広げるトレーニングを

されていましたが、

 

 

1ヶ月くらいたち、

開かなかった中指と薬指の間が

かなり楽に開くようになり、

 

手全体の形も整ってきました。

 

 

「努力はむくわれるね~!」

 

と成果をみせてもらえて

うれしい思いでした。

 

 

私自身、

毎日いく種類かの

ストレッチをしてから

基礎練習にはいっていますが、

 

 

やる前に比べて、

あきらかに

第3関節が楽に広がるようになり

重音がひきやすくなりました。

 

 

こういう地道なトレーニングは

大事だし、

できるようになると

モチベーションもあがります。

 

 

通勤電車のなかで

ペンを持って

やれることをやっている

生徒さんもいらっしゃるようです。

 

 

私はお風呂あがりに

毎日10分程度の筋トレと

ストレッチをしていますが、

 

 

腹筋など普段そんなに

つかわなくてもいい部分は、

すぐに弱くなるようです。

 

 

1日さぼると

次の日に歌っている間、

おなかの支えが弱くて

しっかり声が出ないときがあり、

 

 

たった10分だけど

毎日つづけると

やっぱり違うんだよ!

たった10分!と

 

 

握力一桁代・・・という

中学生の女の子に

筋トレを勧めています。

 

 

このまま中年になったら

どうなっているのか

かなり心配・・。

 

 

バイオリンや

とくにサイズが大きいビオラは、

 

 

簡単そうに弾いているように

見えますが、

 

 

長時間になるととくに

結構な運動や楽器・体の支えを

しています。

 

 

とくに上半身の筋肉の状態を

良好にしておく必要があります。

 

 

動かなければ、届かなければ

出したい音がだせないからです。

 

 

体が硬いと

その硬い体が物をあやつって

音をだすので、

音も硬くなります。

 

 

また、

頭がかたいと体も硬くなると

聞いたことがありますが、

 

 

意識されていないことは

脳や体が反応しないので

できない、

 

ということかなと

とらえています。

 

 

長くなりましたので、

次のブログで、

「音程がとれない」ということの

2つ目の原因を書いていきます。