音の間
音楽的に聞こえる音楽は、
「間」(ま)が素晴らしい。
音楽には、
音の高さやリズムなどの
色々な要素がありますが、
間はリズムの1つかも
しれません。
音楽的なリズムともいえます。
音から音へどのくらいの間を感じ、
その間のニュアンスを
感じられるかどうかで、
メトロノームに合わせて
ひたすら弾く音楽とは
まったく感じや味わいが
違う音楽になります。
今日は
アンサンブルのレッスンでしたが、
この「間を聴く」ことを
最初に練習しました。
時間を聴く練習ですね。
ただ、足でとっている拍に
合わせてしまうと、
合っているけれど
違うニュアンスになり、
簡単にいうと「事務的」に
聞こえます。
拍に合わせて弾けるように
なったら、
すこしずつ
音から音の間=間を
聴くように練習します。
時間をわかりながら、
音の移ろいを感じながら、
次の音へつないでいきます。
それも慣れたら、
音を発した瞬間から間を感じ、
次の音が頭の中で見えながら
音をつないでいきます。
発音→聴く→次をイメージ→次の音に入る
の連続です。
これを練習すると、
1つ1つの音をひろいながら
弾いているのにくらべ、
すごく音楽的に
紡がれていきます。