楽器を弾くだけが演奏ではない



 


レッスンでは、

意識や心の状態をよくする

必要を感じる時には、



その時必要な

お声かけをさせて

頂いています。



結局、

体を動かすのも、

奏でようと思うのも、

肉体だけでは無理で、



精神性や意識が

つかさどっているからです。



よほど知識がないとか、

やり方が分かっていない、

体に問題があるとかではない限り、



その方の意識次第で

よくなる場合が多いのです。



何を感じ、

何を思い、

何をしたいのか、

しようとしているのか。



そこが

心身全てを動かして

いきます。



内面にあるもの、

ないからできないもの、

思いこみなどをを見ていき、



気づきになるような

声かけをしていきます。



こういう学びをしてきたから

できることではあるのですが、

実は一番大事な部分です。



考え方の癖や特性、

性質や性格。



良く出れば長所ですし、

逆に出ればご本人の

足かせなり、



進みたいのに進めない、

という事態が起こってきます。



意識が変われると、

それに伴って

肉体の動きも変わりますし、



練習に対する意識や

演奏に必要なことの

カテゴリが増えることにも

つながり、



理解できた分

前に進めるように

なっていかれています。



見えないように部分、

見えにくい部分では

ありますが、



心身が調和し、

やりたいことを

意識と体を使って

やっていける。



自分のしたい表現を

していける。



自分らしく心地よく

生きていくことにもつながる

大切な部分です。



そういう内面の

隠れた部分にも触れながら、

技術の向上をしていくことが、



結果的に、

体がよく動くようになって

弾きやすくなったこと以上の、



心と精神の表現というところに

つながっていけていると

思います。