発表会のリハーサルが
終わりました。
いつもと違う大きな部屋で
弾くだけですが
やはり緊張はするらしく、
周りの音を聴く余裕なく
突っ走る子や、
逆に
いつもは上手くいかなくなると
もう弾かないモードになって
終わる子が
ちゃんと最後まで
一生懸命弾き切るなど、
いつも見られない姿が
見られました。
初めて合奏で参加される
大人の方は
知らない顔だらけの中で
結構緊張されたことでしょう。
オンラインレッスンの子とは
数ヶ月振りに対面。
仕事で忙しい中
頑張られている方、
海外出張で昨年に続き
急に出られなくなった方、
本番はお母様の四十九日で
出られないけれど、
目標になるからと
リハーサルだけ参加された方。
皆様それぞれ
色々な事情を抱えながらも
前向きに取り組まれています。
私自身も
生徒さんの演奏を気にしながらの
ピアノ伴奏で
集中力が試されるなーと
気の抜けない時間でした。
あと一週間で本番ですが、
とにかく体調万全に
全員で挑戦でき、
何かしらの収穫や
経験になり、
一回り成長できる
機会になれれば
最高だと思います。
上手く弾くことも大切かも
しれませんが、
人生でたった一回の
今回の演奏を
緊張しつつも楽しんで
くださいね。
私も頭のキャパシティが
追いついていませんが、
バイオリンより
ずっと不慣れなピアノに
取り組むことで
頭の使い方や楽譜の追い方、
練習の仕方の工夫など、
レッスンに活かせる経験も
ありました。
生徒さんができない、
やりにくそうにしている、
分からない、
分からなくなる、
という自体が
理解できるメリットもあり、
挑戦してみて
分かることは大きいなと
感じています。
終わってからも
あまりさぼらず、
ピアノは弾くように
心がけたいと思います。