みてるぞ~
昨日は
Yちゃんのレッスンから。
ちょっと思いついて
これを譜面に。
読書用のライトで
人型になっていて
手足が自由に曲がります。
頭の後ろにスイッチがあり
目が光るようになっています。
「これね
怒ると目が光るんだよ!」
というと
「え?!ほんと?
本当に光るの??」
とかなり本気で聞きます。
「そうそう、
怒られないように
がんばってね」
というと
わあ・・という顔で調弦開始。
がんばって弾き始めました。
先日注意を自分で書き込んで
帰っていましたが
ほぼ見ていなくて
あら残念というところが
ありました。
最後時間が迫ってきたところで
こっそりライトを点灯。
「目が光ってるよ!
なんか怒ってるんじゃない?」
「うわっ!ほんとだ。」
「書いたのに見てなかったからじゃないの?」
ということで
ちょっと神妙に
今度は忘れないように
書き直していました(笑)。
たまに
こんなグッズを使うと
先生はイライラしないで
遊び半分で
気づいてもらったり
印象に残るようにできたりします。
が、頭のいい子には通用しません。
次に来た2歳年下のAちゃん。
「これね
怒ると目が光るんだよ」
というと
さっと手に取って
すぐに頭の裏のスイッチを
探しあてて
分かってるよという顔。
今日は5年生のSちゃんに
試しに言ってみたら
彼女は深読み。
半信半疑ながら
センサーとかで
本当にわかるかも・・
と考えたらしいです。
その子によって反応が違って
個性や性格がでます。
年齢じゃないんだなと
変なところで感心しました。
Aちゃんは
他の先生から移ってきて
まだそんなに慣れていなく
集中も続きにくい様子。
お母様に
事前に普段の様子や
好きな事、苦手な事など
たくさんお聞きしました。
弾く以外に
ドリル、音符カード、リズム
リトミック、念のため絵本
と何種類かやれることを用意。
それぞれをカードに書いて
裏を向けて
1枚引いてもらいます。
最初出たのが「ドリル」。
「えっ!」
と一瞬自身なさげになりましたが
最初のページは覚えてきて
くれていました。
次は「ひく」。
こちらは自信あったのか
構え方を口で言いながら
準備し
弾き始めました。
お兄ちゃんがなんでも
できるタイプで
比べてしまい
自信がないとか。
ハードルを下げながら
一歩一歩前進していけたら
と考えています。
楽器を学んでいく上で
いいことは
小さな努力を積み重ねていくことで
自信になっていけることです。
バイオリンに限らず
その子の生活全般に
いい影響がきっとあります。
うまくなること以上に
自分らしく自分を生きる力を
つけていってほしいと
願っています。