楽器えらび
昨日は、楽器を買い替えたいという生徒さんと楽器屋さんへ。
若い頃に買った楽器の音色が、最近気に入らなくなってきて(というか物足りなくなってきた?)、見に行くことになりました。
楽器との出会いはタイミング。
私も今の楽器に会うまでは、何回もあちこちに足を運び、何度も行っていた楽器店でようやく出会えました。
どなたかが下取りしたのか、仕入れされたのか、棚の中につっこまれて待っていてくれました。
あれから30年弱一緒です。
用意されていたのが5台。
3台は小さめと希望していたので、小さい楽器。
1700年代の古いアンティークなものもあり、線の細い繊細な音色。
古楽器をやっている姉が好きそうです。
ざっと弾き比べてもらって、結局小さいのはご本人のイメージや希望に合わず、大きめの楽器を2台、1週間お借りして帰ることになりました。
弓も3本借り、今どうしようか、あれこれ悩んでいらっしゃると思います。
予算もあるので無理はできませんが、弓も気になっている様子。
1年後に弓は買ってもいいですが、出せるなら、割引もしてもらえるし、一気に買ってしまって新しい気持ちでスタートするのもいいですね、という話をしてお別れしました。
選んでいて前も思ったのは、ご本人の短所をよく出す楽器や、逆に目立たせなくしてくれる楽器があるということ。
不思議ですが、本当なんです。
大きな買い物なので、やはり分かる人に聞いてもらう方が安心。
体験レッスンに来られて、そのままご入会された中学生の女の子も、早急にビオラを買わないと、といいうことで、ビオラも見せて頂きました。
相性とバランスのいい楽器に出会えるといいですね。
楽器は大切な相棒ですからね。