発表会後のレッスン
4月末に発表会が終わり、長い連休も明けました。
発表会のあとのレッスンでは、いつも、発表会の感想、よかったこと、これからの課題を確認したり、これからどういうふうにやっていきたいか、なっていきたいかをお聞きするようにしています。
ちょっと日が経ってしまい、あまり覚えていない子もいますが、「音程がずっと低かった・・・」と青ざめて言っている子、「楽しかった、気持ちよく曲に入って弾けた」という子、「緊張していなかったのに、自信がいつもよりあったのに、うまくいかなかった・・」という方、「練習が足りていなかった」やっとわかった子、いろいろな声を聞いています。
音程が低かった→
どうやったらよくなりそう?と聞いて、いくつか案を出しましたが、結局いつもやっているように、となりの弦と合わせて練習することに。いつも低く弾いていて、耳が慣れてしまっているようです。
自信があったのに・・→
手汗がすごくて、うまく指が動かなかったのもあるらしいのですが、こういう事ってあるんだなあと思いました、と新たな経験。初めて、悔しかったと思ったそうで、これも進歩かなとご本人。
練習が足りていなかった→
お母さんにも、バイオリンはいい音で鳴っているからもったいないよと言われたそう。
この子は、ちょろちょろとしか練習していないのに、もともとの素質はあり、わりと上手に聞こえてしまいます。
だから練習の必要性を感じていないのかなと思っていますが、結構練習していると思われているので、みんなもっとやっていてもこんなに弾けないんだよ、申し訳ないと思わない?なんて話を。
曲が難しいのを自分で選んでいたので、その足りていなさが自分でも分かったようです。
明日からどうする??といろいろ話をしましたが、時間の使いかたをよくする、基礎練習もやる、時間を分けて休憩をいれながらでいいので時間を増やす、など自分で考えていました。
宝をもっているだけでは、本当にもったいないです。
今週はこんな声を聞けました。
また来週、いろいろな声を聞きたいと思います。