気持ちとイメージをこめて弾こう
3月になりました。春らしいあたたかな日が増えてきましたね。
受験生もみな進路が決まったようです。楽しい学校生活を送ってほしいなと思います。
そして、発表会のリハーサルもあと1か月に迫ってきました。
だいたいは皆さん弾けているようですが、ここからが本番です。
曖昧なところ、分かっていないところをなくすことはもちろんですが、曲の雰囲気を出していく、まとめ上げていくという段階です。
今日は年長さんのSちゃんのレッスンがありました。
独奏3曲と合奏1曲を練習しています。
今年は2曲以上弾く子が多いです。みんな頑張っています!(間に合うかな??)
先週のレッスンで、弾けてきたけどなんとなくガチャガチャした感じでした。
弓をどのくらい使うかというのはだいぶ頭に入っていますが、こういう時は心で歌う余裕がないときです。
書いていないけれど、音が上がっていたらわずかにクレッシェンドをするとか、フレーズの終わりは静かに終わるとかを丁寧にやって帰りました。
あとは、自分がどんな風に弾きたいのかを表現していくことも大事。お子さんだと、歌いながら弾かせると上手くいくことが多いです。
今日は、最初に聞いてみたら、ふんわりしたというか、やさしい音?で弾きたいとのこと。
まだ、途中で前の弾き方が出てきてしまうこともありますが、こうしたい、というのが見えてくるようになってきました。
考えないで弾き始めると、ああ失敗!が多いです。
こうするぞ!と決めてから弾いてくださいね。
小さい子は、楽器を構えている間に、何を気をつけるんだっけ?になるので、構えたあとに注意することを言ってもらいます。
忘れないうちにスタート。練習の仕方やポイントを覚えて、メモして帰ってもらいます。
年長さんだと、字が書ける子も多いので、可能なら自分でメモ。
あとは、「それを見て」弾いてくださいね。
指を見ていると、書いた字が全然目に入っていません。
忘れたを防止すべく、念には念を、でレッスンです。