始めと終わりは丁寧に~青葉台のバイオリン教室Cocoronブログ

細かいところにも気を使って演奏


 

アンサンブルの曲を練習されているYさんのレッスンがありました。

 

ここのところ、基礎をとても丁寧に練習されているので、ボーイングがスムーズに無駄なく動くようになり、素晴らしい練習の成果です。

 

フルタイムで働いているので、休みの日しか弾けませんが、何にどう気を付けるかをよく聞いて帰られるようになり、今日は録音するんだと言って、レコーダー持参でいらっしゃいました!

 

録音すると、自分の癖がよく分かるそうです。いいことも悪いことも、無意識で弾いてしまっていることも、全部音に出ますよ~と普段から言っていますが、納得の様子です。

 

セカンドバイオリンを担当していらっしゃいますが、刻みがあったりメロディに沿ってひいたり、わりと忙しいパートです。

 

音源と一緒に練習しているとかで、流れは随分スムーズになっていましたが、目立つのが、フレーズ(音楽のまとまり)の終わりがブツッと切れたように終わっていて、次の始まりの間に変な間が・・。

 

それが何回もあると、音楽的に流れを止めてしまい、目立ちます。

 

小さなフレーズでも、始まったら終わりを感じる事、丁寧に終わりながら、次への準備もすること、それでやった次の始まりにうまく入れることを伝え、数か所練習しました。

 

よく、次が気になって、蹴っ飛ばしたように終わってしまう人がいますが、「終わりながら準備して次に入る」をやると、どこの部分も意識ができて、きれいな流れが作れます。

 

試してみて下さいね。